エクスペリエンスビルダーページ
Salesforce組織外へフローを表示する方法
Salesforceでは、Salesforce組織外へフローを表示する方法がいくつか存在します。
その中でも今回はエクスペリエンスビルダーを使用する方法を見ていきたいと思います。
※エクスペリエンスビルダー以外の方法は下記ヘルプページを参考にしてみてください。
エクスペリエンスビルダーとは
エクスペリエンスビルダーとは、Experience Cloudサイトを作成するために使用するものになります。
アプリケーションビルダーがアプリケーションを作成するためのものであるのと同じような感じです。
またExperience Cloudとは、パートナーとのコミュニティ環境を構築することができるサービスです。
つまり簡単に言うと、会員サイトやポータルサイトですね。
エクスペリエンスビルダーページへのフローの追加
エクスペリエンスビルダーページへのフローの追加方法
では続いてエクスペリエンスビルダーへのフローの追加方法を確認していきましょう。
操作手順は下記の通りです。
※エクスペリエンスビルダーはデフォルトで無効化されています。
※また今回はエクスペリエンスビルダーでサイトを作成してからフローを追加していきます。
<デジタルエクスペリエンスの有効化>
[設定] ⇒ [デジタルエクスペリエンス] ⇒ [設定] ⇒「デジタルエクスペリエンスを有効化」にチェック⇒「ドメイン名を入力」⇒「保存」
<サイト作成>
[新規] ⇒「任意のテンプレートを選択」⇒「使用を開始する」⇒「サイト名を入力」⇒ [作成]⇒ [ビルダー] ⇒ [コンポーネント] ⇒「フローコンポーネントを任意の位置に追加」⇒ [公開]
ではそれぞれ実際の画面を見ていきましょう。
<デジタルエクスペリエンスの有効化>
↓ [設定] ⇒ [デジタルエクスペリエンス] ⇒ [設定]
↓「デジタルエクスペリエンスを有効化」にチェック
↓「ドメイン名を入力」⇒「保存」
<サイト作成>
↓ [新規]
↓「任意のテンプレートを選択」
↓「使用を開始する」
↓「サイト名を入力」⇒ [作成]
※ここまでで外部サイトが作成されています。
↓ [ビルダー]
↓ [コンポーネント]
↓「フローコンポーネントを任意の位置に追加」
※ここで「WELCOME!」の上に「ケース作成」のフローを追加しています。
↓ [公開]
ビルダー画面の右上の[公開]をクリックします。
そうすると下記の画面が表示されるため再度[公開]をクリック。
[公開]が正常に完了すると、Salesforceに登録しているメールアドレスに以下のようなメールが届くので、URLをクリックします。すると先程捜査したように作成したページの「WELCOME!」の上に「ケース作成」フローが追加されていることがわかります。
テスト 解説
ではクイズに取り組みましょう。
解答:C
解答:E
⇒Salesforce組織外にフローを追加する理由としては、Salesforce組織に登録されていない人々とのコミュニケーションを図るためであるから。
解答:C
⇒サイトを公開して初めてフローが表示されるため。
※実際にサイト内にフローを追加する際はプレビューで確認したほうが操作ミス等を防ぐことができるかと思われます。
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