2022年11月に認定Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト試験(旧Pardotスペシャリスト)を受験したのでその受験体験をまとめてみました。
試験結果
第3回目の受験結果は合格でした。
実際の各セクションの配点は以下の通りです。
また各セクションの出題割合に対する私の得点割合は以下の通りです。
合格点「72%」に対して「78%」でした。
続いて試験概要と学習実績をご紹介します。
認定Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト資格とは
Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト試験では、Account Engagementの製品知識とマーケティング的な観点でどのようにAccount Engagementを活用していくのかを問われます。
そのため、Sales Cloudコンサルタント資格などのような資格とは少し毛色が違い、システム管理者としてだけではなく、マーケティング担当者としての観点も必要です。
またMarketing Cloud Account Engagement スペシャリスト試験の受験に必要な条件は特にありません。
試験の詳細についてはSalesforce資格一覧からご確認ください。
学習実績
Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト資格受験時の学習状況は以下の通りです。
・1年6ヵ月の案件業務(Sales Cloudのみ)
・Quizletでの問題演習(約1000問)
--------↓2回目受験以降に行った学習--------------------
・試験対策用Trailmix
・デモ環境での操作(※)
・個人ブログに掲載されていた問題演習(約100問)
※Account Engagementのデモ環境はパートナー企業に所属していれば発行が可能です。詳細はPartner Communityをご確認ください。
上記の個人ブログは現在閉鎖されているようでした。
また業務実績としては1、2回目の受験時同様、案件内でAccount Engagementは触ったことのない状態でした。
感想
3回目にしてやっと合格することができましたが、一番の要因としては「デモ環境の操作」だと感じています。
Account Engagementスペシャリスト資格の試験対策用Trailmixには、環境操作型のチャレンジが含まれていないため1、2回目の受験時はデモ環境の発行が不可能であると勘違いしており、1、2回目は各機能が何を実現することができるかという点を文章上ではある程度理解することができていましたが、実際に操作することができていなかったため、どこか腑に落ちていないふわっとした理解度で受験しておりました。
ただ上記の「3. 学習実績」にも記載の通り、パートナー企業に所属していればAccount Engagementのデモ環境を発行可能でしたので、各機能を実際に操作してみることで業務イメージもしやすくなり、理解度を高めることができました。
また1~2問ですが、操作手順を問う問題も出題されましたので、実際に操作してみる価値はあると思われます。
デモ環境の発行方法はPartner Communityをご確認ください。
そのため、1回目の受験体験記にも記載しておりますが、とりあえず受験してみようという方でもある程度Trailhead等でして、業務イメージと結びつけて学習を進めることをオススメいたします。
他の受験体験記は下記からどうぞ。
コメント